人身傷害補償保険の場合

人身傷害補償保険は、交通事故によって保険加入者が損傷した、又は死亡した場合にその損害を補償し、法律上定められた範囲内での損害額の支払いがされる保険です。この保険は、当確事故における過失割合に関係なく保険金が支払われる点と、保険加入者が歩行や自転車に乗っている状況で、事故にあった場合にも保険金が支払われる特徴があります。しかし、保険金の請求期間が存在します。任意保険は、加害者請求の請求期間として、条項として定められている起算日の翌日から3年となっており、被害者請求の請求期間は、条項によって定められている起算日の翌日から2年となっています。また、民法724条には、交通事故による損害賠償の請求は、被害者が加害者と損害を知った日から3年、知らない場合は事故発生時から20年となっています。多くの方が、車に乗っていない状況でひき逃げなどの事故に遭った場合は、歩行中なので自分の車の保険は関係ないと思い、自分の保険会社には連絡しないのです。これによって、請求期間を経過してしまい、請求権を失ってしまうケースが多くあります。自分が歩行中であっても事故に遭った場合は、直ぐに保険会社に連絡し、請求書を提出する必要があります。